12月21日、「クマモンのように幸せに」をテーマにするイベントが北京で行われた。熊本県の「営業部長」クマモンがイベント現場に訪れ、中国のファンたちと交流した。
同イベントは中国の大手電子取引商アリババ傘下の共同購入ブランド――「聚劃算」と熊本県政府が共同主催したものだ。これも鯛、ラーメン、どら焼きなど熊本県の名産物は正式に「聚劃算」で販売し始めることを示した。今後、熊本県の特産品は「聚劃算」を通じて、アリババの小売プラットフォームの営業者に権限を与え、これによって中国市場に進出する。熊本県の政府代表は、「アリババは世界で最も注目される小売プラットフォームです。今回、熊本県は『聚劃算』を通じて中国の数多くの若者消費者とつながりました。これは、熊本県の特産品に大きな経済利益をもたらすだけでなく、熊本県のイメージアップにも重要な役割を果たしました」と語った。
ここ数年、アリババグループはタオバオ、Tモール、「聚劃算」などを通じて、クロスボーダー電子商取引を加速し、数多くの日本商家との協力も開拓した。今年7月、鹿児島の特産品は「聚劃算」で販売され、わずか3日間で、計17万5469人は948万元の鹿児島産食品を買った。そのうち、鹿児島ラーメンが6万1822袋、黒豚ラーメンが4万9940袋を販売した。
鹿児島県と「聚劃算」との協力が収めた成功は、熊本県政府に中国市場の巨大な潜在力を見せた。「聚劃算」の劉博総支配人は、「クマモンは90後(1990年代生まれ)、00後(2000年代生まれ)の中で高い人気を博しました。『聚劃算』と熊本県による今回の協力は『聚劃算』の「世界を集め」プロジェクトのもう一度のチャレンジであり、若者との対話でもあります」との意見を述べた。(文・写真=王浩)
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