中国人力資源・社会保障部(人社部)社会保障研究所の金維剛所長は、SNSなどで「定年延長制度のタイムテーブル」なるものが出回っている件について、次の通り指摘した。
このタイムテーブルは全く正しいものではない。定年延長制度政策は今まさに「制定段階」にあり、より穏当な計画案を採用すべきだ。定年延長制度の実施スタートは、このタイムテーブルで示されている「2019年」ではなく、早くても2022年となる見通しだ。また、制定中の定年延長計画では、「ゆっくりと進み、段階的に最終目標に達する」との方針にのっとり、毎年、数カ月ずつ退職年齢を引き上げるにとどめる。新制度スタート1年目で、対象となる全員の退職年齢が1年引き上げられるという訳ではない。(編集KM)
「人民網日本語版」2015年12月25日
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