中国少年先鋒隊事業発展センターなどの機関が発表した「第8回中国未成年者インターネット使用状況調査報告(2014)」から、中国における未成年者のインターネット使用率は91.9%に達し、使用者の約半数は微信(Wechat)を利用している状況が明らかになった。新華網が報じた。
報告によると、中国では、未成年者の4分の3以上が、自分専用の携帯端末を所有している。このうち約9割は、モバイルネットワークを使用した経験があり、6割以上は、毎日1回以上はモバイルネットワークを使用している。
インターネットに接続する習慣がある10歳未満の未成年者の比率は、引き続き上昇傾向にある。未成年者全体の56.4%は、10歳までにネット接続を経験しており、この割合は、都市部で62.7%、農村部で48.4%だった。
未成年者のうち9割以上が、ネットに接続した際に、様々な「悪しき情報」に触れた経験を持っていた。うち約半数は、「ネット広告」が不良情報の主な発信源だと答えた。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年1月8日
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