アリババ・グループ傘下の螞蟻金融服務集団(アント・ファイナンシャル)は12日、「2015年アリペイ(支付宝)年間決済統計」を発表した。この統計から、飲食面でいくつかの興味深い事実が浮き彫りになった。華西都市報が報じた。
〇飲食支出トップ都市は上海
アリペイの統計データによると、アリペイユーザーの飲食消費(テイクアウトは含まず)は、1回平均36元(約640円)だった。地区別に見ると、飲食消費に最もお金を使っているのは上海で、北京、杭州、武漢、広州、深セン、南京、蘇州、成都、寧波がこれに続いた。
2015年、飲食支出が最高だったのは上海で、成都は全国第9位。古くから「美食の都」と称される成都だが、飲食消費ではそれほど上位に入らなかった。
〇人気トップ料理は「黃燜鷄米飯」
評判が高いさまざまな料理のうち、「黃燜鷄米飯」が、「蘭州拉麺」と「沙県小吃」を抑えて首位の座を獲得、新たな「国民に最も人気がある料理」となった。昨年注目を集めた「青島大蝦」は、地元青島ではそれほどもてはやされず、消費総額の結果によると、「大蝦」は、重慶、合肥、杭州各地の方が人気が高かった。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年1月14日
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