「PM2.5対応マスク」団体基準(TAJ1001―2015)が北京で18日に発表された。同基準は、中国紡績品商業協会が提案し、国内安全防護用品業界の専門家、防護マスクメーカー、関連科学研究機関で構成された起草委員会が2年近くの歳月をかけて制定し、国家標準化管理委員会に登録申請したもので、3月1日より施行される。人民日報が伝えた。
同基準は、PM2.5対応マスクを対象とした国内初の団体基準であり、中国政府が初めて社会に公開した、煙霧による身体的リスクを効果的に予防するマスク基準でもある。現在、国内のPM2.5対応マスク市場には、数多くの問題が存在する。その一方で、「PM2.5対応」モドキの粗悪マスクが市場に氾濫している。さらに、工業用防塵マスクの多くは、誤った使われ方が横行しており、人体の健康を脅かす重大リスクが潜んでいる。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年1月19日
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