中国の某オンライン婚活サイトが「2015年国民結婚感情指数研究」に着手、地区・年齢・職業別の結婚生活の特徴を分析した結果を「2015年度国民結婚感情指数白書」に取りまとめ、このほど発表した。南方日報が報じた。
世帯所得レベル別に見ると、低所得者層と高所得者層の結婚感情指数は比較的高く、中間所得者層の指数は低く、世帯収入5千元から1万元(約9万円から18万円)が最も低かった。地域別では、トップ10にランクインした省(自治区・直轄市)は、華北、華中、華東地域に集中しており、結婚感情指数と地域の経済レベルには相関関係があることが判明した。
専門家の張佳芮氏は、このような結果について、次の通りコメントした。
高収入世帯は、物質面での満足度が高く、モノに対する不足感などの問題は少なく、結婚生活の幸福感もそれに応じて高い。また、低収入世帯は、総じて低学歴で、生活消費も低いことから、満足感が得やすいため、結婚感情指数も比較的高い。一方、中所得者の世帯は、自分の期待を満たすことができず、中途半端な立ち位置におり、物質面でも精神面でも、高所得者層や低所得者層と比べると、受ける圧力が大きいことから、幸福感指数が低い結果となっている。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年1月25日
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