同公社の予測では、19年までに訪韓外国人観光客はのべ1935万人に達し、2千万人の大台に迫る。中国人観光客が「主力」で、人数は毎年10%前後のペースで増加するという。
韓国だけではない。日本も春節期間に大勢の観光客を見込み、大手商業施設は「大量買い」ブームの再来を待ち受けている。
新関西国際空港株式会社が1日に発表した予想では、春節連休期間(5~14日)に、関空から出入国する国際路線の旅客数は一日平均5万4900人に達し、過去最高を記録する。このうち、韓国、大陸部、台湾地区からの旅客が60%以上を占めるという。
外国人観光客のショッピング需要を引き寄せるため、関空近くにあるりんくうプレミアム・アウトレットは春節期間に商品の海外発送サービスをうち出す。また英語や中国語ができる従業員を配置して外国人観光客に案内サービスを提供するという。
日本の観光庁がまとめた統計では、昨年の訪日外国人観光客の消費額が初めて3兆円を突破し、前年比70%増加したという。
このうち中国人観光客が4割を占め、1兆4100億円に達した。中国人観光客の一人あたり平均消費額は28万3800円で、外国人観光客の平均より10万円多く、国別で1位だった。
人民網日本語版より2016年2月5日
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