中国交通運輸部(省)によると、2月7日から13日までの春節連休期間中、全国の旅客輸送量は前年同期比6.7%増の延べ4億人に達した。全国の高速道路と主要幹線道路(国道・省道)、大・中都市、重点観光地周辺道路では、交通量が昨年の春節よりやや増加したが、道路網の交通状況は全体的に正常だった。人民日報が伝えた。
統計データによると、1月24日から2月13日まで21日間に及んだ春運(春節<旧正月>の帰省・Uターンラッシュに伴う特別輸送体制)期間中、全国の旅客輸送量は前年同期比3.5%増の延べ14億6700万人に達した。うち鉄道による旅客輸送量は同9.3%増の延べ1億5600万人、道路による旅客輸送量は同3.1%増の延べ12億6200万人、水路による旅客輸送量は同3.4%減の延べ2308万5千人、空路による旅客輸送量は同3.0%増の延べ2644万7千人。
交通運輸部と国家発展改革委員会が共同で発起した2016年春運体験大調査「春運について共に語ろう」によると、春節連休中の外出目的は、「実家に戻る・親戚や友人宅を訪ねる」が80%を占め、「省(自治区・直轄市)を跨ぐ外出」が41%に達した。出発地トップ5は順に、広東、北京、天津、浙江、上海。目的地トップ5は順に、河南、湖北、湖南、山東、安徽。調査回答者の70%以上が、「オンラインで乗車券を購入した」と答えた。
百度が提供する「春運20日間市民外出データ」によると、春運連休中、北京、上海、広東各地は引き続き、国内の客流集中地となった。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年2月15日
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