米医学誌「米国医師会雑誌(JAMA)」に掲載されている報告によると、中国人の平均塩分摂取量が2000年から年々下がっているが、世界保健機関(WHO)が設定した最大塩分摂取量の基準を大きく上回っている。中国国際放送局日本語版が伝えた。
この研究を指導する中国国家食品安全リスク評価センターの呉永寧教授は「2000年から2009年までの10年間、中国人の塩分消費量は毎日11.8グラムから9.2グラムへと、およそ22%下がった。このままでいけば、2025年までに塩分摂取量を30%減少するというWHOが提出した目標を実現できる。塩のほか、醤油などの調味料や、漬物などの加工食品にも塩分がたくさん入っているが計算されていない。中国人の塩分摂取量を把握・監督し、段取りを追って、その摂取量を減少させていかなければならない。漬物、塩漬け、醤油、塩の利用を控えるよう」薦めている。
「人民網日本語版」2016年2月18日
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