2月21日、新華社は「都市計画づくりの管理強化に関する中共中央と国務院の若干の意見」（以下：「意見」）の全文を紙面で発表した。
「意見」は初めてこれからの都市コミュニティ発展計画を作成し、「ゲーテッドコミュニティを街区開放型コミュニティにし、便利な生活圏、都市公園をつくる場合は原則的に無料で住民に開放し、『狭い道路と道路網の密集化』という都市道路の建設理念を樹立するなどする」といったことを明らかにしている。
そのうち、これからの都市コミュニティ発展計画の中で「ゲーテッドコミュニティの取り消し」は７億5000万人もの都市住民の直接的な利益に関わるので、強く注目されている。これも中国は史上で初めて開放型コミュニティをつくる文書となった。
ネットユーザーから、「ゲーテッドコミュニティを開放型コミュニティにするのは人間と都市のつながりを強化し、都市内循環を促進することができる」と支持する声がある一方、開放型コミュニティの安全確保、車による騒音などの問題を心配するコメントも出した。
人民中国インターネット版2016年2月23日
