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滬昆、雲桂高速鉄道年末開業 上海-昆明間の所要時間がわずか10時間に

 

鉄道利用客数の増加の背後には、絶えず完備され続ける高速鉄道ネットワークがある。今年の年末までに、中国「中長期鉄道網計画」に組み込まれている滬昆(上海-昆明)高速鉄道雲南区間と雲桂(雲南-桂林)高速鉄道雲南区間が正式に営業を開始する見込みで、「四縦四横(南北方向の4路線と東西方面の4路線)」を大黒柱とする中国高速鉄道ネットワークが、全て開通することとなる。中国中央テレビ(CCTV)ニュースアプリが伝えた。

総延長2264キロメートルに及ぶ滬昆高速鉄道は、中国の東西方向路線で最も営業距離数が長い高速鉄道となり、滬杭線(上海-杭州)、杭長線(杭州-長興)、長昆線(長興‐昆明)の3本の旅客専用線で構成される。滬昆高速鉄道雲南区間は総延長184.7キロメートルで、同線の開通によって、雲南省に高速鉄道が無かった時代にピリオドが打たれ、初めての上海と雲南を南北方向に結ぶ高速鉄道となる。雲南から高速鉄道に乗れば、昆明から北京、上海までの高速鉄道での所要時間は、8〜10時間に短縮される。。

滬昆高速鉄道のほか、雲桂高速鉄道も年末の開業が見込まれている。同高速鉄道は、昆明と南寧を結ぶ幹線鉄道となり、設計時速200キロメートル。開業後、昆明から南寧をわずか4時間、昆明から広州を7時間で結び、現在運行されている直通特快列車の所要時間17時間を10時間も短縮できる。(編集KM)

「人民網日本語版」2016年2月23日

 

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