中国国家統計局は2月29日、「2015年国民経済・社会発展統計公報」を発表した。これによると、中国農村部の貧困人口は、2014年の7017万人から2015年には5575万人まで減少、1442万人が貧困状態から脱却した。2014年に7.2%だった貧困発生率は5.7%に低下した。これは、「2015年に1千万人以上の貧困人口を削減する」なる任務を目標超過で達成、「十二五(第12次五カ年計画:2011-2015年)」期間中の貧困扶助・開発事業が首尾よく終了したことを意味している。各級財政は、2015年も引き続き貧困扶助資金の配分額を増加した。このうち省レベル投入額は前年比25%増の335億元(約5800億円)。各レベル金融機関は、前年比約20%増にあたる1200億元(約2兆円)の貧困扶助小額貸付を発給した。人民日報海外版が報じた。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年3月1日
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