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中国の生殖補助医療は成熟 国内で卵子の冷凍保存可能

 

北京で開催中の第12期全国人民代表大会第4回会議のプレスセンターは8日午後3時、メディアセンターの多目的ホールで記者会見を開催し、国家衛生・計画出産委員会の李斌・委員長、馬暁偉・副委員長、王培安・副委員長が、2人っ子政策の実施に関する中国内外の記者の質問に答えた。

【記者】米国などに行って、出産したり卵子の冷凍保存を行ったりする中国の女性が増加しているが、中国では、このような出産関連のサービスをいつになれば受けることができるようになるのか?

【馬副委員長】2人っ子政策が実施されて以降、当委員会は、2人目の出産を望む女性が高齢となっている状況や現有の産婦人科の医療サービス能力の状況に応じて、具体的な計画を制定している。

まず、第13次5カ年計画(2016‐20年)期間中に、産婦人科のベッド数を増やす計画。省・市・県の産婦人科のサービス体系を構築し、ベッド数を増やす。また、特別政策を打ち出して、産婦人科医師や助産師の育成を強化する計画。

次に、高齢出産をする女性のリスク評価や健康診断の業務を進めている。高齢出産となる女性の状況を把握するために、ファイルやカードを作成し、妊娠の過程で起こる可能性のある問題を随時観察するほか、高齢出産となる女性に起こる可能性のある合併症には特に注意を払う。

さらに、医療機関は周到な準備をしなければならない。17年以降に、省レベルの医療機関に、妊婦の救急センターを設置し、市・県に高齢出産となる女性や新生児のためのICU設置を進める。また、患者の移送や利便性の高いサービスの構築・管理を強化する。高齢出産となる女性の出産に関する業務をよく行えるよう十分な保障を提供する。

生殖補助医療に関しては、中国のこの技術は成熟しており、北京大学第三病院の喬傑院長が先頭に立って研究している。この分野において中国は世界の最先端技術を追求しており、国際レベルに達している。生殖補助医療の展開や精子バンクの設置を認可されている医療機関が中国全土に432カ所あり、毎年70万件の医療が行われている。中国の生殖補助医療は成熟しており、この問題を解決するために国外に行く必要はなく、国内で解决できると、私はここで責任もって言うことができる。(編集KN)

「人民網日本語版」2016年3月9日

 

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