中国の全国両会(人民代表大会、政治協商会議)が開幕してから、国内はこの話題で持ち切りになった。人民日報海外版が伝えた。
百度の検索キーワードの推移が見られるツール「百度指数」によると、2月末以降、「両会」に対する注目度は一挙に高まり、その熱は今もなお冷めていない。2月15日から2月21日までの統計データには、両会に対するネットユーザーの検索ニーズが早くも表れている。百度指数「需求図譜(需要図録)」を見ると、ネットユーザーは、大量の両会関連ワードを検索しており、昨年の両会について見直すネットユーザーもいた。
今月1日から15日を対象とする中青華雲の統計データによると、「社会保障」「改革」「革新」「医療」「反腐敗」「供給側(サプライサイド)」「貧困扶助」「経済」「生態」などの注目語は、今年の両会に絡み検索頻度が高いワードだった。
両会に対する注目度が最も高いのは、どのような人々なのだろうか?正確な答えを得ることはできないが、サーチエンジンの記録に答えの一部が見つかった。両会に関して検索した人々を年代別に分析した結果、20代の若者が37%、30代が43%、40代が10%をそれぞれ占め、これら3つの年代が全体の90%に上り、両会に最も関心を寄せる主流層であることが判明した。地域別にみると、両会に関心を持つネットユーザーが多い地域トップ10は順に、北京、広東、浙江、江蘇、上海、山東、河南、河北、湖北、四川だった。
微博(ウェイボー)でも、人気の話題「微博看両会」は、わずか10日あまりで21億8千万の閲覧回数、106万5千件の投稿を記録した。同時期、「2016両会」も、閲覧回数は86億回、投稿数は29万2千件に達した。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年3月18日
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