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専攻分野別QS世界大学ランキング発表 中国の大学5分野でトップ10

 

英国の世界大学評価機関クアクアレリ・シモンズ(QS)は21日、専攻分野別QS世界大学ランキングを発表。過去最多となった42分野のうち、中国の大学は5分野でトップ10入りを果たし、昨年9月発表の同ランキングからさらに飛躍した。中国新聞社が報じた。

同ランキングは、7万6798人の学者と4万4426人の雇用主の専門意見に加え、2850万件の学術文献と1億1300万以上の引用データをもとに集計された。

各分野における米ハーバード大学とマサチューセッツ工科大学(MIT)の優位が揺るがず、それぞれ12分野でトップに。2大学だけで24分野のトップに立つ結果となった。

中国の大学を見ると、トップ10入りを果たした分野が、昨年9月の3分野から5分野に増加した。また、全体を見ても中国の大学の評価は向上しており、トップ50に入った分野も増加した。中でも、清華大学は最も多く3分野でトップ10入りを果たした。内訳は建築・建築環境と土木構造工学が8位、材料科学が10位。北京大学も現代言語学8位、言語学10位と、2分野でトップ10入りを果たしている。

中国の大学は計65席を占めた。うち、北京大学は、新しく加わった分野の鉱山学・鉱山工学で17位に、社会政策で20位に入り、安定したパフォーマンスを見せている。全体を見ても中国の大学が名を連ねており、農林業では中国農業大学が22位に、同済大学が建築・建築環境と土木構造工学でそれぞれ29位に入った。その他、復旦大学や上海交通大学も複数の分野でトップ50入りを果たしている。

同ランキングでは、中国の58大学が40分野で402席を占め、中国の多くの大学がさまざまな分野で世界レベルの教育を実現していることが示された。(編集KN)

「人民網日本語版」2016年3月23日

 

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