3月31日に開かれた「2016年全国人体臓器提供メモリアル活動」において、中国全国におけるドナー登録者数は、3月20日の時点で6万6千人、提供数は6614件にそれぞれ達し、臓器移植を必要とする1万8千人の患者の命が救われたことが明らかになった。人民日報が報じた。
国家衛生・計画出産委員会の王培安副委員長は、次の通りコメントした。
「中国では、臓器移植事業が6年前にスタート、科学的・公正で倫理に合致する、国民による死亡後の無償臓器提供システムがほぼ確立された。人口100万人あたりの年間提供率は、2010年に比べ大幅に増加した。年間提供数はアジア首位、世界第3位になった。生命の危機に瀕している多くの人々を救うことを可能としたこのシステムは、国内外で良好な反響を生み、中国の臓器提供・移植事業に新たなページが付け加えられた」(編集KM)
「人民網日本語版」2016年4月1日