人民網とオンライン旅行会社・同程旅遊の共同主催による「2016年全域観光・観光地発展サミットフォーラム」が北京でこのほど開催された。同程旅遊は同フォーラムで、「2016年観光地入場チケットのオンライン消費に関する研究報告(以下、報告)」を発表、国内観光地入場チケットのオンライン消費をめぐる傾向や購入行為の規則性について、ビッグデータ方式で明らかにした。人民網が伝えた。
報告に示されたネットユーザーの予約行動に関する分析データによると、同程旅遊プラットフォームにおける2015年観光地入場チケット予約のうち、観光地を訪れた日が週末(土日)だった割合は64%、平日(月曜から金曜)が36%と、週末に旅行する割合が断然高いことが判明した。また、観光地入場チケットおよび「入場チケット+宿泊ホテル」を購入したユーザーの、予約日と旅行実施日のパターンを分析したところ、水曜から金曜の間に週末旅行を計画・予約した人の割合は過半数に達した。このうち、木・金2日間の予約件数は3割を上回った。これらのデータから、「週休2.5日制」が週末旅行市場に及ぼす影響が非常に大きい状況が見て取れる。同程旅遊の創始者兼連席総裁の呉剣女士は、「金曜日の午後から週末旅行をスタートすることができるようになれば、巨大な潜在力を備えた週末旅行市場が大いに刺激を受け、人々が旅行に出る行動範囲もかなり拡大する可能性が高い」とコメントした。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年4月22日
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