龍、水墨画、万里の長城……。フランスやフィンランドなどの7ヵ国から来た漫画家10人が、北京をイラストで描き、北京の文化を味わった。中国新聞網が報じた。
中国共産党北京市委員会宣伝部の厳力強副部長は、外国の漫画家に北京を描いてもらうイベントの開幕式で、「私はフランスのイラストレーター・ジャン=ジャック・サンペの漫画を通して、ファッションの都と称されるパリを知った。また、ベルギーの漫画家・エルジェによって描かれた漫画の主人公の少年記者・タンタンを通して、欧州の文化・精神を知った。そして、多くの中国の漫画家が、自分の作品を通して、中国の物語を世界に伝えている」と語った。
同イベントでは、世界的な漫画家たちの手で、万里の長城や龍などが描き出された。フィンランドの著名な漫画家ハンヌ・ルッカリネンさんは、初めて北京を訪問したといい、「時差ボケがつらいが、北京にもうしばらくとどまりたい」と話した。今回、ハンヌさんは最も得意とする白黒の写実的画法で北京を描き、最も好きなヒーローを主役にしている。
スペインから来たルベン・ペジェヘーロさんは、欧洲の有名なキャラクターが万里の長城に立つ姿を描き、「北京はとても大きいが、独特のおだやかさがある。北京に来る機会がたくさんあることを願っている」と語った。(編集KN)
「人民網日本語版」より 2016年5月4日
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