6月16日の上海ディズニーランド開業まで1カ月を切ったが、現地では早くもブームが到来している。地下鉄「上海ディズニーランド駅」も開業から23日で延べ96万人の乗降客があった。23日から始まった試験営業において、延べ96万人が来園した。このうち、五一(メーデー)連休が来園客数のピークを迎え、延べ11万人に達した。多くの観光客は、ディズニーランドに入れなくても現地を訪れたい。
一方、最近の微博(ウェイボー)への投稿や微信(Wechat)の転載には、ディズニーランドの入場料や周辺部の飲食施設の価格設定があまりにも高いという不満の声が一部に上がっている。
これに対し、ディズニーリゾート側は、「ディズニーランドのターゲットは全ての中国人。観光客の収入によって料金が異なることはない。平日の入場料金は世界の全てのマジック・キングダムをテーマにしたディズニーランドの中で一番安い」と説明した。入場料の設定以外に、上海ディズニーランドは外の施設もいろいろ工夫した。園内以外でもさまざまな無料体験ができる。例えば、 ウィッシング・スター・パークやディズニー・タウンなどのエリアは入場券を買う必要がなく、4月26日にすでに一般開放された。
上海ディズニーランドのオフィシャルサイトによると、大人料金で平日は370元(約6100円)、繁忙期(祝祭日、週末、7-8月の夏休み)は499元(約8230円)となっている。
人民中国インターネット版2016年5月23日
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