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小米がドローン市場進出「もう金持ちの玩具じゃない」

 

小米科技のドローンがついに登場した。ネット界で人気の同社の雷軍会長は25日に動画チャンネルの生放送を通じて、小米のドローン第1弾を発表した。機能と装備をみると、大疆創新の製品をベンチマーキングした高級ドローンだ。「京華時報」が伝えた。

ドローンを開発したのは小米を取り巻く生態チェーン企業の一つである飛米科技。小米は今回、この特別な製品の発表の場として、初めて最初から最後まで動画の生放送という方法を試み、雷会長がずっと画面の中にいてドローンを紹介するとともにデモンストレーションを行って、ネットの人気者ぶりを改めて印象づけた。

小米のドローンの外観をみると、回転翼が4つある設計で、回転式カメラが搭載されている。雷会長は、「小米のドローンは航続距離、携帯性、高精度の撮影が可能といった点が主な売りだ。携帯性をみると、小米のドローンの部品はどれも、普通のリュックに入れて持ち運ぶことができるものだ。航続距離は、27分間の連続飛行が可能で、ドローン製品の中でトップレベルだ。撮影の能力では、ソニー製4K高精細カメラと安定した標準型クレードルヘッド(雲台)を搭載する。小米の雲台は、取り外して自撮り棒に取り付け、手持ちの雲台付きカメラとして使用することもできる。セットになる自撮り棒もこれから売り出す」と述べた。

小米の製品であれば、当然のことながら価格が魅力になる。小米のドローンには2つのモデルがあり、4Kカメラモデルは2999元(約5万165円)、1080pフルHDモデルは2499元(約4万1801円)で、他社の同クラス製品よりかなり安い。利用者にしてみれば、価格が安くなればドローンの購入・体験のハードルが下がることになる。雷会長の言葉を借りれば、「ドローンはもはや(金遣いが荒く品のない)金持ち達のおもちゃではない」のだ。

 

人民網日本語版より2016年5月26日

 

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