ヨーロッパ：技術と市場の両輪によるファーウェイ

今年4月にヨーロッパ市場に上陸したファーウェイP9型スマートフォンの売れ行きは好調だ。技術と市場でファーウェイはヨーロッパの消費者から熟知されており、認知度が最も高い中国ブランドの1つになっている。

ファーウェイ英国とアイルランド消費者事業を担当する掲錦錦氏は、「2013年6月からファーウェイP6型スマホがロンドンで初めて発売されて以来、同型スマホは英国での販売量がゆっくりと上昇した。P9の発売開始から今まで、1月あたりの販売量はすでにP8の5倍以上に達している」と説明する。

掲氏は、「現在、ファーウェイは中国、日本、米国など多くの国で16か所の研究所を設立している。パリの美学研究所では世界のファッショントレンドを追跡したり、異なる地域で製作した優位性のある製品を集めている。および現地の消費者習慣や応用開発製品に基づいて、パートナーと世界中において28の共同イノベーションセンターを設立している。マーケティングにおいてファーウェイは全世界でローカライズされたマーケティングチームを作成、現地消費者のニーズの調査・研究を強化している」と話す。

5月11日、オーストリアのウィーンで行なわれた発表会で招待客がファーウェイのP9スマートフォンのカメラ撮影効果を説明している。