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林業の京津冀協同発展を推進 20年森林カバー率35%に

 

国家林業局はこのほど、北京市、天津市、河北省(京、津、冀)の政府とそれぞれ、「北京・天津・河北が林業生態を協同で発展させ全国に先駆けて飛躍を遂げることを共同推進するための枠組合意」に調印した。今後、数百億元(1元は約15.4円)を投じて林業の生態建設を強化し、北京・天津・河北の協同発展の中で全国に先駆けて生態をめぐる飛躍を遂げることを目指すという。

今後5年間に、中国は北京・天津・河北地域の林業生態建設を加速的に推進し、生態空間、国土の緑化、森林の質、湿地の保護・回復、首都を取り巻く国立公園体系、国家備蓄林の建設、林業における的確な貧困扶助対策の7分野で飛躍を遂げるよう努力する。2020年には森林カバー率を15年の25.7%から35%以上に引き上げ、森林面積を8300万ムー(約553万ヘクタール)から1億1400万ムー(約760万ヘクタール)に増やす予定だ。

第12次五カ年計画期間に、中央政府は北京・天津・河北地域の林業生態環境の保護・修復に161億元を投じ、「三北」(西北、華北、東北)の防護林、北京・天津風砂源の整備、野生動植物の保護、自然保護区の建設といった林業の重点プロジェクトを実施し、約8400万ムー(約560万ヘクタール)の造林を行った。(編集KS)

 

「人民網日本語版」2016年7月2日

 

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