57の国が創設にかかわり、本部が北京に設置されているアジアインフラ投資銀行(AIIB)が日本の鳩山由紀夫元首相に、アドバイザーボードのメンバーになるよう招請があったことが分かりました。
16日に北京で開かれている第5回世界平和フォーラムに参加した際、鳩山氏がメディアの質問に対して明らかにしたことです。なお、書面による招請は鳩山氏の帰国後に正式に送信する予定だということです。
「アジアのインフラ整備に日本の技術力が協力することが大事だと思う。正式にいただくことになれば、お手伝いできればと思う」という意向を表明しました。
これに関連して、鳩山氏は同フォーラムの全体会議で行った演説で、「失われた20年」からいまだに逃れることができていない日本経済に対して、中国は第13次五か年計画で6.5%増のGDP成長目標を掲げ、一帯一路構想を打ち出し、AIIBはその構想を実現させる強力な手段だと評価しています。(王小燕)
中国国際放送局日本語部より