張業遂外交副部長(外務次官)は19日、日本の杉山晋輔外務事務次官と会談した。外交部(外務省)ウェブサイトが伝えた。
張副部長は「中国側は中日関係を重視しており、中日間の4つの基本文書を基礎に、『歴史を鑑として未来に向かう』精神に基づき、健全で安定した中日関係を発展させることを望んでいる。日本側が中国側と同じ方向に向かい、摩擦や溝を適切に管理・コントロールし、実務交流・協力を着実に繰り広げ、中日関係を正常な発展の道に戻すべく的確な努力をすることを希望する」と述べた。
杉山次官は「中国の平和的発展は日本と国際社会にとってチャンスだ。日本側は両国首脳間の共通認識に基づき、中国と経済、テロ対策分野の協力を強化するとともに、関係問題について意志疎通と対話を継続し、日中戦略的互恵関係の前向きな発展を推し進めることを望んでいる」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年7月21日