アディエモ米大統領副補佐官(国際経済担当)は現地時間20日、ワシントンで行なわれた米戦略国際問題研究所(CSIS)主催のシンポジウムに出席した際、中国・杭州で開催されるG20サミットについて「米中協力を拡大し、中国や他の国々と共に世界経済の成長を促し、世界経済システムのより良い運行を後押ししたい」と表明した。中国新聞網が伝えた。
アディエモ氏は「オバマ米大統領の杭州サミット出席には、中国を含む各国と協力して世界経済の成長を促進し、世界経済システムのより良い運行を実現する狙いがある。例えば国際課税政策の改革によって歳入増を促進し、より公平なビジネス環境を創造する」と指摘。「杭州サミットをめぐり、米中はすでに数多くの協力をしている。中国はサミットのために一連の項目をうまく企画した。米側はサミットの成功に期待している。二国間対話レベルでは、米国は中国に対して、財政空間を利用して経済成長を効果的に後押しし、引き続き社会のセーフティーネットを構築するなど、マクロ経済のファンダメンタルズの改善措置を講じるよう勧める」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年7月21日
|