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王外相、ロシアのラブロフ外相と会談

 

王毅外相は25日、ラオスの首都ビエンチャンで開かれた東南アジア諸国連合(ASEAN)外相会議の期間中、ロシアのラブロフ外相と会談を行いました。

席上、王毅外相は「プーチン大統領が6月に中国を公式訪問した際、習近平国家主席と『世界の戦略的安定の強化に関する共同声明』など3つの重要な共同声明を発表、中露の全面的な戦略的協力パートナー関係のカバレッジが充実され、中露の戦略関係の国際影響力を拡大させた。これは、国際情勢の健全かつ安定した発展を推進していくうえで歴史的な意義をもつものだ。中国はロシアと共に、両首脳が形成した共通認識を着実に実行に移し、下半期のハイレベル往来の準備作業を進め、両国関係や各分野における協力が更なる成果を収められるよう努めていきたい」と述べました。

これに対して、ラブロフ外相は、両国首脳会談が収めた成果を高く評価すると共に、「共同声明は、双方が二国関係を更に発展させ、国際問題や地域問題における共通の立場を表すものであり、かならずや両国の歴史に残るものだ」と述べました。

王毅外相とラブロフ外相は、さらに、G20杭州サミットやアジア経済協力(APEC)首脳会議、朝鮮半島問題、東アジアと南海の情勢などについて突っ込んだ意見交換を行い、「外部勢力が様々な口実を作って地域情勢を緊迫化させ、二国間の係争を国際問題化させる行動に警戒すべきだ」と意見が一致しました。王毅外相は「ロシアが東アジアないしはアジア太平洋全域でより積極的かつ建設的な役割を果たすことに期待している」と述べました。(藍、む)

 

 

中国国際放送局日本語部より

 

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