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日本を訪れる中国人観光客、中間層が大きく伸びる

 

 日本政府観光局(JNTO)によれば、今年1-6月において、日本を訪れた中国人旅行客の数はすでに307万人に達し、過去最高だった2015年をさらに上回るペースとなっている。

 15年に比べ、今年は円高が進行しており、中国人旅行客にとって日本を訪れるコストが上昇しているはずだが、それでも多くの中国人が日本を訪れている理由について、米メディアの報道では、経済発展に伴って、中国の中間所得層が増えていることが挙げられた。

 日本を訪れる中国人旅行客の数は年々増加している。JNTOによると、03年に訪日した中国人旅行客はわずか44万8782人だったが、15年には499万3689人となり、実に10倍以上に増加した。中国の人口の多さを考えれば、中国人をターゲットとしたインバウンド市場はまだまだ伸びしろが大きく、爆買いがなくなりつつあっても、日本の観光市場にとって中国は重要なターゲットの1つであることは変わらない

 日本の旅行会社の調査によると、中国人が日本に旅行に訪れるもっとも大きな理由は「日本という国がどのような国か見てみたい」というもので、次いで「日本の美食を体験したい」というものだった。

 

人民中国インターネット版2016年7月29日

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