アルジェリアのアルジェ大学のイスメル・デベシュ教授(政治学)は1日、「アメリカが韓国に高高度迎撃ミサイルシステム『THAAD(サード)』を配備しようとする試みは失敗に終わるだろう」と語りました。
デベシュ教授は新華社通信の取材に答え、「アメリカの、朝鮮の核とミサイルの脅威への対応を理由とする韓国へのTHAADの配備は根拠を欠くものであり、中国に対する行動だというのが見え見えだ。アメリカはTHAADを用いて中国を監視しようとしているのだろう」と述べました。
また、デベシュ教授は、「アメリカの『THAAD(サード)』配備の試みは失敗に終わるだろう。中国の国力は数十年前と比べると比較にならない位強くなっており、中国のポジティブなスタンスも国際社会で広く支持されている。アメリカは国際問題で常に他国を脅かしたり、利益誘導を行なおうとしているが、中国は国家の安全と核心的利益にかかわる問題でこのような圧力には屈服しないだろう」と述べました。(玉華、む)
中国国際放送局日本語部より