高虎城商務相は4日、ラオスのビエンチャンで、「東アジア経済がこれほど緊密につながったことも、東アジアの発展がこれほど差し迫って求められたことも、そしてこれほど希望に満ちたことも、これまでにはなかったことだろう」と述べました。

これは高商務相がこの日、ビエンチャンで第19回東南アジア諸国連合（ASEAN）―中日韓（10＋3）経済貿易相会合に参加し述べたもので、この中で、高商務相は「今回の10＋3経済貿易相会合は世界経済に不安定要素が増し、東アジア経済全体が安定し、各国が共に発展の課題に直面する背景の下で開かれたものであり、極めて重要な意義がある」と述べた上で、「こうした機会と課題に共に向き合う時、各国は互恵共栄の原則を以って、争議は棚上げにし、団結協力していくべきだ」と述べました。

また、高商務相は「東アジアのGDPは計18億6000万ドル、人口は22億近くを有し、内需が極めて大きい」として、「世界の主要経済ブロックの中、東アジア域内は相互補完性が最も強く、リスク回避能力も比較的強く、原材料から加工製造、最終消費までの連続した経済サイクルが実現できる」と語りました。

そして、こうした状況を踏まえ、高商務相は「東アジアにおいて経済がこれほど緊密につながっていたことはなく、発展もこれほど差し迫って求められたこともなければ、これほど希望に満ちたこともなかっただろう」と語りました。（ヒガシ、む）

中国国際放送局日本語部より