日本の安倍晋三首相は24日、第8回中日韓外相会議に出席した中国の王毅外交部長、日本の岸田文雄外相、韓国の尹炳世外相と同時に会談した。
安倍首相は「日中韓の経済規模は世界の5分の1を占め、地域の平和・安定の重要な責任を担っている。3カ国の協力維持は特に必要だ。3カ国が今回の外相会議の成果を実行に移し、年内の首脳会談開催に向け積極的に準備を整えることで、二国間関係を改善し、地域の発展を促進することを願う。日本側は長期的な視点から、中国と共に戦略的互恵関係の構築という方針に沿い、信頼を促進し対話を強化し、溝を埋めていくことで、未来志向の日中関係を構築するため努力したい。間もなく開かれるG20杭州サミットは、世界経済の持続可能な発展に対して意義重大で、訪中しサミットに出席することに期待している。日本側はサミットの成功を祈り、そのため出来る限り協力していきたい」と表明した。
王部長は「中日韓は関係に問題が存在するなか、今回の外相会議を開くことで、3カ国の協力の基調と流れを維持した。中国側は、政治、経済・貿易、人文、持続可能な発展による『四輪駆動』の協力を主張した。中国は日本がG20のメンバーとして、サミットの成功に向け積極的かつ建設的な力を発揮することに期待する。今年はさらに中日韓が参加する一連の重要な多国間会議がある。中日韓が『歴史を直視し、未来を見据える』という精神に基づき協力を強化し、地域の平和的発展および二国間関係の改善に向け努力することを願う」と表明した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年8月25日
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