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中国のEC事業が発展、外資が倉庫への投資を加速

 

世界最大級のPEファンド、ウォーバーグ・ピンカスが2009年末に中国の物流業界に注目し始めた当時、ボストンの現代的な倉庫は中国全体よりも多いほどだった。しかし中国人消費者のネット通販のブームにより、家電メーカー、宅配業者、アリババや京東などのEC企業による倉庫の需要が激増し、倉庫と物流の投資が同時に激増した。ロイター通信が伝えた。

世界的に有名な不動産サービス・投資管理会社のジョーンズラングラサールによると、カーライル・グループ、カナダ国民年金投資委員会(CPPIB)、ウォーバーグ・ピンカスなどの資金が潤沢な投資会社は2013年より、中国の倉庫業界に120億ドル投資している。

ウォーバーグ・ピンカス東南アジア事業担当者のJeffrey Perlman氏は「ボストンは米国では大きな都市だが、当社が予想していた規模に達しなかったとしても、中国の現代的な倉庫は長期的に見ればボストンの量を大幅に上回るという予感があった」と話した。

中国の物流市場は2015年に1兆元の規模に達した。いわゆる「倉庫保管支出」の成長が最も著しく、これには商品の倉庫保管・処理・包装が含まれる。CPPIBの中国物流市場への投資額はすでに26億ドルに達している。ゴールドマン・サックスとの合弁事業への投資(10億ドル)が、昨年末に発表された。

 

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