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仕事への満足度が低下するほど、健康に悪影響
 
 
仕事への満足度が低下するほど、健康に悪影響

あなたは今の仕事に満足しているだろうか?米国のある研究によると、若い頃、職業の選択に誤った場合、気持ちの上で影響を受けるばかりか、その後の身体的な健康にも影響が及ぶとしている。新華社が伝えた。

オハイオ州立大学の研究者は「国家青年垂直調査」のデータに基づき、成人6432人の状況を分析した。これらの被験者が調査に参加した当時の年齢は25−39歳だった。研究者が被験者に、仕事の満足度を1−4段階で評価させたところ、うち45%の満足度が低下を続けている状態だった。研究者は被験者の満足度によって低下持続組と高レベル持続組、次第に低下していった組と上昇組に分け、高レベル持続組を基準とし各組の健康状況を比較した。

その結果、若い頃に仕事への満足度が低い人、もしくは満足度が次第に低下していった人は、将来的にうつ、焦り、睡眠障害などの症状を起こしやすく、また背中の痛みや風邪を引きやすいことが分かった。研究者はアメリカ社会学会年次総会でこの研究結果を発表した。

研究担当者は「仕事の満足度の健康への影響は、40歳以降に顕在化する可能性があることが分かった」と話した。(編集YF)

「人民網日本語版」2016年8月25日

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