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習近平主席「一帯一路の共同建設で二国間協力を統率」

 

 

習近平国家主席は8月31日、サウジアラビアのムハンマド皇太子と釣魚台迎賓館で会談した。人民日報が伝えた。

習主席はムハンマド皇太子の訪中とG20杭州サミットへの出席に歓迎の意を表明。「中国とサウジアラビアは戦略面の相互信頼を固め、連携して試練に対処する必要がある。中国側は自らの安全と安定に向けたサウジアラビアの努力を支持する。関係各国が地域の平和と安定を共同で維持することを奨励する。双方は発展戦略の連結を加速し、利益の融合を深化する必要がある。われわれは『一帯一路』(the belt and road)の共同建設によって、双方の実務協力を統率する必要がある。中国側はサウジアラビア側とインフラ、製造業、金融、投資、エネルギー分野の協力を強化することを望んでいる。双方は重要な戦略協力プロジェクトを実行に移し、各自の発展に寄与させる必要がある。中国側は数多くの優勢な生産能力、装備、革新技術を世界に送り出しており、サウジアラビアの経済多元化戦略と製造業発展の協力パートナーとなることができる」と強調した。

また「国際社会はG20杭州サミットが世界経済と国際経済協力の振興に積極的な役割を果たすことを強く期待している。中国とサウジアラビアは共にG20の重要な構成国、新興国だ。われわれは国際経済協力の主要なフォーラムとしてのG20の役割をしっかりと発揮し、杭州サミットが世界経済の成長促進、グローバル・ガバナンスの整備に一層の貢献を果たすよう後押しする必要がある」と指摘した。(編集NA)

 

「人民網日本語版」2016年9月1日

 

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