李克強総理は1日、北京で国務院常務会議を開き、ベンチャーキャピタルの発展促進に関する政策や措置を策定し、民間投資のポテンシャルを掘り起こして実体経済の発展を促す方針を固めた。
会議は「市場による主導を堅持し、各種のベンチャーキャピタルを奨励することは、新しい発展理念を実践し、イノベーションによる成長を促す戦略を実施するための重要な措置だ。サプライサイドの構造改革を推進し、成長のための新しい原動力を作り出し、雇用を拡大することにつながっていく」として、ベンチャーキャピタルの充実のほか、香港メインボードや新興市場および地方株式取引市場のさらなる機能の発揮、ベンチャーキャピタルやマザーファンドへの国有企業の参加、支援策の強化、市場環境の整備などの措置を打ち出した。
中国国際放送局日本語部より2016年9月2日