東南アジア諸国連合(ASEAN)の10カ国と中国、日本、韓国の3カ国を加えたASEAN+3の第19回首脳会議が7日、ラオスの首都ビエンチャンで開幕しました。各国は「10+3」という協力メカニズムがアジアの経済成長を推進し、世界の景気回復をけん引するために行った積極的な貢献を高く評価しています。
ASEANの議長国ラオスのトンルン首相が今回の会議を主宰し、李克強首相、日本の安倍晋三首相、韓国のパク・クネ大統領が出席しています。
トンルン首相は開会式で、「『10+3』の首脳会議は、ASEAN加盟10カ国と中日韓との関係と協力の増進に良い機会をもたらしている。『10+3』というメカニズムが発足してから来年で20周年を迎える。今回の首脳会議では、20周年記念行事の開催についても話し合う予定だ」と明らかにした上で、「各国の有効な協力と積極的な貢献により、今回の会議も成功するだろう」と述べました。
今回の首脳会議は高齢化問題を重点に、高齢者向けのケアや経済の権限付与、包摂的社会の構築などを議論し、具体的な提案を出す予定です。(鵬、星)
中国国際放送局日本語部より
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