王毅外交部長(外相)は13日、要請に応じて韓国の尹炳世外相と電話会談し、朝鮮半島情勢などについて意見交換した。人民日報が伝えた。
王部長は「中国側はすでに朝鮮の核実験に反対の立場を表明した。中国側は国連安保理が朝鮮の核実験に対して必要な反応をすることに賛同する。同時に各国に対して、冷静に、自制し、情勢の緊張をさらに激化させる行動を避けるよう求める。朝鮮半島核問題の解決は、結局はやはり対話と交渉の道に戻る必要がある」と表明した。
王部長は米国による「THAAD」の韓国配備に反対する立場を重ねて表明し、韓国側に対して中国側の懸念を尊重し、慎重に事を運ぶよう促した。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年9月14日