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日本のビジネスマン、中国の経済成長の「革新要素」を評価

 

日本丸紅株式会社市場業務部中国チーム担当者の成玉麟氏はこのほど、新華社の取材に対し、中国の経済成長には「革新要素」が強く、このことは、世界の持続可能発展に対する中国の貢献をユニークなものとしていると語った。

成玉麟氏によると、中国経済の成長の革新要素は主に、次の3つのレベルに体現されている。第一に、発展理念の革新。中国政府は、「革新、協調、緑色、開放、共有」という発展理念を打ち出した。しばらく前に開かれたG20杭州サミットでは、この理念が、参加者の間での幅広い共通認識となった。今後は世界の共通認識となっていくだろう。

第二に、成長の原動力の革新。中国では、「インターネット+」を代表とする新型の経済や金融が旺盛な発展を始めている。人工知能やグリーン産業などの革新的な経済形態も経済成長の新たなエンジンとなりつつある。

第三に、経済政策の革新。世界経済が依然として深いレベルの調整期にあることを背景として、中国は総合的な策を取り、財政・通貨・構造改革などのさまざまな効果的な政策ツールを用い、各国の経済政策との協調と協力の強化を積極的にはかっている。

成玉麟氏によると、世界経済の発展に対する中国の貢献は、世界の経済成長に対して中国経済がエンジンの役割を担っているということだけにあるのではなく、中国の主張と知恵とを源泉としたものでもある。成氏によると、中国の主張に外国が耳を傾けようとするのは、中国が現在、世界の持続可能発展に役立つ新たな道を積極的に模索しているためだ。中国の発展理念と関連政策は今後、世界経済とグローバル・ガバナンスに深い影響を与えることとなる。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年10月8日

 

 

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