国家統計局は本日、第1-3四半期のマクロ経済データを発表した。初歩的な計算によると、第1-3四半期の国内総生産は52兆9971億元で、前年同期比で6.7%増となった。四半期別に見ると、第1四半期は6.7%増、第2四半期は6.7%増、第3四半期は6.7%増。産業別に見ると、第1次産業付加価値額は3.5%増の4兆666億元、第2次産業付加価値額は6.1%増の20兆9415億円、第3次産業付加価値額は7.6%増の27兆9890億元。第3四半期のGDPは前四半期比で1.8%増。
一、農業生産がほぼ安定、秋の豊作に期待
全国夏季収穫穀物の生産量は、前年比162万トン減(1.2%減)の1万3926万トンで、過去2番目の豊作となった。早稲生産量は91万トン減(2.7%減)の3278万トン。秋季収穫穀物は豊作が期待されている。第1-3四半期の食肉(豚肉、牛肉、羊肉、家禽類)生産量は、前年同期比1.1%減の5833万トン。うち豚肉は3.6%減の3690万トン。飼育中の豚は3.4%減の4万3163頭、出荷済みの豚は3.7%減の4万7924頭。
二、工業生産の運行が安定、企業の収益が大幅に改善
第1-3四半期の全国一定規模以上工業企業付加価値額は、前年同期比6.0%増で、伸び率は上半期より横ばいとなった。企業別に見ると、国有持株企業付加価値額は1.0%増、集体所有制企業は0.7%増、株式制企業は6.9%増、外資及び香港・マカオ・台湾投資企業は4.2%増。鉱業付加価値額は0.4%減、製造業は6.9%減、電力・熱エネルギー・ガス・水の生産・供給業は4.3%増。工業の構造改善が継続された。ハイテク産業の第1-3四半期の付加価値額は10.6%増で、一定規模以上工業企業の伸び率を4.6ポイント上回り、一定規模以上工業企業付加価値額に占める割合が12.2%に達し、前年同期比0.6ポイント増となった。設備製造業の第1-3四半期の付加価値額は9.1%増で、一定規模以上工業企業の伸び率を3.1ポイント上回り、一定規模以上工業企業付加価値額に占める割合が32.6%に達し、前年同期比1.2ポイント増となった。一定規模以上工業企業の生産販売率は97.5%。一定規模以上工業企業の輸出額は0.1%減の8兆5950億元。9月の一定規模以上工業企業付加価値額は前年同月比6.1%増、前月比0.47%増。
一定規模以上工業企業の1-8月の利益額は、前年同期比8.4%増の4兆584億元で、伸び率が上半期より2.2ポイント上昇。うち8月は19.5%増で、伸び率が前月比で8.5ポイント上昇。一定規模以上工業企業の主業務収入100元におけるコストは85.87元で、主業務収入の利益率は5.66%。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年10月19日
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