紅軍長征勝利80周年記念大会が21日午前10時に人民大会堂で開催された。習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)が出席し、重要談話を発表した。新華網が伝えた。
習総書記は談話で「長征は理想と信念の偉大な遠征だ。偉大な長征精神は、全国の民衆及び中華民族の根本的利益を何よりも上に置き、革命の理想と信念を揺るぎないものにする精神だ。国と民を救い、いかなる艱難険阻も恐れず、あらゆる犠牲を惜しまぬ精神だ。独立自主、実事求是を堅持し、全てにおいて現実的観点に立つ精神だ。大局意識を堅持し、規律を厳守し、団結を強化する精神だ。人民大衆をしっかりと拠り所とし、人民大衆と生死を共にし、苦難を共にし、刻苦奮闘する精神だ」と指摘。
「偉大な長征精神を発揚し、今日の長征の道をしっかりと歩むには、方向性を把握し、大局を総覧し、全局を統合的に計画し、われわれの全体的任務、目標の実現のために奮闘しなければならない。わが国の国際的地位に見合った、国の安全と発展の利益に適応した国防と強大な軍隊を建設し、国の安全と世界平和の維持のために奮闘しなければならない。党による指導を強化し、全面的で厳格な党内統制を堅持し、党建設の新たな偉大な事業を推進するために奮闘しなければならない。新たな長征の道において、われわれは世界と国と党の情勢に立脚し、国内・国際の両大局を統合的に計画し、党と国家の事業の発展の全局を統合的に計画し、各事業の発展を調和的に推し進め、戦略的重点を押さえ、鍵を握るブレークスルーを実現する必要がある。全体目標『五位一体』の推進を統合的に計画し、戦略的目標『4つの全面』を調和的に推し進め、一意専心に奮闘目標『2つの百年』実現のために努力しなければならない。新情勢下における党の軍事力強化目標を導きとして堅持し、新情勢下における軍事戦略方針を深く貫徹し、世界一流の軍を建設すべく努力する必要がある」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年10月21日
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