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共産党の全面的な党内管理厳格化を海外も評価

 

中国共産党第18期中央委員会第6回全体会議が24日から27日にかけて、北京で開かれます。会議では、党内管理の全面的厳格化に関する重要な問題を巡って検討を行い、新しい情勢下における党内の政治生活の規準を定め、「中国共産党党内監督条例(試行)」を改正する見込みです。  ロシア議会下院議員でロシア連邦共産党中央委員会のドミートリー・ノヴィコフ副主席は記者のインタビューに答え、中国共産党が党内管理の全面的な厳格化に取り組むことを賞賛した上で、「中国共産党第18回全国代表大会以来、腐敗取締において中国の党と国家機関は決意をますます強くし、目覚しい成果を上げている。中国は中国の特色のある社会主義事業を進める中で、新たに大きな成果を上げるだろう」と述べました。

中国問題の研究に長年携わっているインドネシアの政治アナリストであるバンバン・スルヨノ氏は、「1つの政党が発展し、ある段階にくると、必ずや新たな試練に直面することになる。与党は常にその時代に即した進歩をしなければならない。党内管理を厳格に行うことは、中国共産党成立当初から一貫してきたことであり、中国共産党の優れたしきたりだ。中国の経済発展における大きな成果は中国共産党の厳格な党内管理によるものだ」との考えを示しました。

シンガポール国立大学東アジア研究所の鄭永年所長は、中国共産党第18期中央委員会第6回全体会議で定められる予定の新しい情勢下における党内の政治的生活の規準と、改正後の「中国共産党党内監督条例(試行)」について、「党内管理の制度化と法治化を新たなレベルに引き上げるだろう」とみています。(洋、keiko)

 

中国国際放送局日本語部より

 

 

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