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1~9月携帯電話出荷量 中国メーカーが上位の半分に

 

グローバル市場調査会社トレンドフォースのサイトが発表した最新の報告によると、今年第3四半期(7-9月)の世界のスマートフォン市場は、出荷量が徐々に回復した第2四半期(4-6月)の勢いが続いたこと、中国ブランドの出荷量が引き続き急増したことを受けて、力強い増加のエネルギーを保った。生産台数は約3億5千万台に上り、増加率は10.4%に達し、四半期の増加率としては今年最高を更新した。環球網が伝えた。

世界市場をみると、第3四半期のスマホ市場上位6メーカーにはサムスン、アップル、華為、OPPO、LG、vivoが並び、市場シェアは順に22.3%、12.9%、9.1%、6.1%、5.7%、5.2%だった。その他のメーカーを「その他」として1つにまとめると、シェアは38.7%になる。第2四半期に比べ、サムスンとアップルはそれぞれ約2%減少し、華為とLGは変わらず、OPPOとvivoは大幅に増加して増加率が20%を超えた。

vivoのグローバルシェアは5.2%で世界6位だった。vivoは元は歩歩高のブランドだったが、後に独立し、中国でオフラインに強みがあること、大量の広告宣伝をうち出したことから、今や中国3位の携帯電話ブランドに成長した。インド、タイ、ミャンマー、マレーシア、インドネシア、ベトナム、フィリピンなど各国の携帯電話市場にも進出している。

OPPOは4位で世界シェアの6.1%を占めた。OPPOの成功モデルはvivoに似たところがあり、全方位的な広告の投入と中国全土に張りめぐらしたオフライン販売ルートを通じ、今年の販売量データを大幅に引き上げた。現在、OPPOは中国で販売量2位のスマホブランドであり、世界シェアは第2四半期に比べて0.5ポイント増加した。

華為は3位で世界シェアは9.1%だった。中国ではナンバーワンのスマホブランドで、同期の出荷量は前期比10%以上増加した。だが主力製品の「華為P9」は中国で他社ブランドに挟み撃ちされて思ったほど売上を伸ばせなかったため、世界シェアは前期比0.1ポイント減少した。(編集KS)

 

「人民網日本語版」2016年10月25日

 

 

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