「Panda杯全日本青年作文コンクール2016」の授賞式が31日、北京市内の外文局で行われた。同コンクールは人民中国雑誌社、中華人民共和国駐日本国大使館、日本科学協会が共催し、今年が3回目となった。日本から受賞者、ボランティア、スタッフら22人が受賞式に参加した。
中国外文局の周明偉局長は授賞式に出席し、賞状を授与した。周局長は、「Panda杯作文コンクールは中日両国の若者の交流にとってよい励ましであり、中日の主催者がさらに規模を拡大し、Panda杯を友好団体に育ち上げる」と笑顔で受賞者たちと厚く握手した。
「人民中国」誌の王衆一編集長は中国側の主催者を代表して、「魯迅は『本来、地上に路はなく、歩く人が増えれば、そこが路になるのである』という言葉を残しているが、中日国交正常化は来年で45周年を迎える。このような中、先人の足跡に沿って、友好の信念を一層固め、積極的な行動を通して中日友好の道幅をどんどん広げていくよう共に努力していきたい」とあいさつした。
「Panda杯全日本青年作文コンクール」は2014年に発足した。16歳~35歳を対象に、母語の日本語で作文を募集し、受賞者は中国への旅行に招待される。2016年のテーマは「@Japanわたしと中国」、日本47都道府県から362通の作文が寄せられ、昨年よりやや増えて過去最多となった。
人民中国インターネット版2016年11月1日 |