「芦笙」は、ミャオ族、トン族、ヤオ族、ムーラオ族などの少数民族が使う竹製管楽器だ。新年や祭日のたびに、村では芦笙を使った祭りが行われ、村人は芦笙を吹いて踊り、大いに盛り上がる。広西省賀州学院族群文化博物館には13組75本の芦笙が所蔵されており、なかには全部で68音階の音を出せるものもある。同博物館はまさに世界で最も多くの音階がそろった芦笙のライブラリーといえる。人民網が伝えた。
同博物館干潮の李暁明博士によると、同博物館が所蔵する芦笙は、芦笙づくりの巨匠・楊通先氏とその弟子の粟徳軍氏などが4ヶ月以上をかけて手作業で製作しているという。(編集YK)
「人民網日本語版」2016年11月23日