李克強総理は1日、第2回中日企業家及び元政府高官対話に出席するため北京を訪れた両国の代表と人民大会堂で会談した。人民日報が伝えた。
李総理は「ここしばらく、中日の各分野の交流は増え、両国関係の改善傾向を示している。だがその基礎は堅固でなく、中日関係を正常な発展の道に戻すにはまだやらねばならない事が多くある。中日関係の大きな方向性を把握し、『歴史を鑑として未来に向かう』精神に基づき、中日間の4つの基本文書を基礎に、両国関係の持続的改善と安定的発展を促す必要がある」と表明。
李総理は中日両国の実業界、元政界要人など各界の人々による両国交流・協力推進の努力を積極的に評価し、「並行」対話制度が引き続き積極的役割を発揮し、中日関係に影響を与える不確定要素を減らし、両国関係を支える民意の基礎を強化するために努力することを希望すると表明した。
日本側代表は「李総理は日中関係の改善と発展の方向を示した。双方は共に努力し、相互理解、認識と協力を強化し、両国関係の改善と発展を促す」と表明した。
中国国際経済交流センターの曾培炎理事長、日本の福田康夫元首相、日本経団連の榊原定征会長らが出席した。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年11月3日
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