中国人に親しみ深い菊の花の絵が描かれている1角硬貨が徐々に流通市場からその姿を消している。中国人民銀行の通知によると、11月1日で第4版人民幣1角硬貨(菊の花1角)は回収のみを受付けることになるという。新たに回収される1角硬貨とストックされている分の第4版人民幣1角硬貨は、残損人民幣として、中国人民銀行の発行庫に返納される。
現在、市場では主に第5版人民幣蘭の花の1角硬貨が流通している。もし手元に菊の花1角硬貨がある場合は、通常通り使用可能だ。支払い廃止から流通市場から完全に撤廃するまでには、まだまだ長い時間が必要となる。市場で流通している菊の花の1角硬貨は徐々に減少しており、これから収集ブームが到来するだろう。(編集TK)
「人民網日本語版」2016年11月3日