国際連合の気候変動枠組み条約締約国会議組織委員会が4日にモロッコのマラケシュで開催され、「パリ協定」の発効を祝うコミュニケが発表された。これは人類の歴史の中で慶賀すべき記念日であり、現実を直視し未来を見据えたできごとであり、世界全体が堅い信念をもち、使命を達成する必要があるとしている。新華社が伝えた。
国連気候変動枠組み条約第22回締約国会議(COP22)が11月7日から18日にかけてマラケシュで開催されると同時に、「京都議定書」第12回締約国会合(CMP12)と「パリ協定」第1回締約国会合(CMA1)も開催が予定されている。
コミュニケによると、人類は2016年11月4日という日を記憶に留めることになる。この日から、全世界が持続可能な発展の道を歩み始め、気候の災難に向かう歩みを止めたからだという。
コミュニケは、マラケシュで行われる会議では、先進国が発展途上国の温暖化対策を支援するために、2020年に年間の資金拠出額が1千億ドル(約10兆3080億円)に到達するよう明確なルートマップを描き出すことを願うとしている。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年11月5日
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