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第2回中国ブランドフォーラム 北京で開催

 

第2回中国ブランドフォーラム 北京で開催

革新は中国ブランドの価値を向上させ、革新は中国ブランドの成長を牽引する。人民日報社が主催する、「革新と牽引:ミドルエンド・ハイエンドへ邁進」をテーマとした第2回中国ブランドフォーラムが、8日に北京で開幕した。全国人民代表大会(全人代)常務委員会の厳■(携のてへんがない字)▼(王へんに其)副委員長、人民日報社の楊振武社長らが開幕式に出席し、あいさつした。人民網が伝えた。

厳副委員長はあいさつの中で、「中国ブランドを大きく強くすることは、中国企業の国際的競争力を向上させる上で必ず通らなければならない道であり、供給側の構造のバージョンアップを加速させるための重要な内容だ。習近平総書記がうち出した『中国製造(メードインチャイナ)から中国創造(クリエイトバイチャイナ)への転換、中国のスピードから中国の品質への転換、中国製品から中国ブランドへの転換の推進』は、中国製造業の行動綱領だ。3つの転換を実現し、製造強国とブランド強国を構築することは、時代の要求するところだ。消費の新需要に対応し、経済発展の新エネルギーを育成するためには、ブランドの役割を発揮することが早急に必要になる。現在、『一帯一路』(the belt and road)の重大な呼びかけ、革新起業という時代の潮流、『インターネットプラス』の行動計画が、中国ブランドの構築に発展チャンスと政策上のメリットをもたらしている」と述べた。

楊社長はあいさつの中で、「ブランドは企業が市場競争に参入する際のバリュー資源であり、国の総合的な経済力をはかる重要な指標だ。今日の中国は世界2位のエコノミー、世界一の貨物貿易大国、主要な対外投資大国に躍進した。経済の飛躍的な歩みにともなって、中国はブランド大国にもなっている。グローバル発展の大きな流れに順応して、国際的な発言権を増強し、新常態(ニューノーマル)に適応してこれを牽引し、供給側の構造改革を推進するには、中国ブランドのミドルエンド・ハイエンドへの邁進を加速させる必要がある。革新というカギをしっかりと握り、品質という関所をしっかりと守り、文化という肥沃な土壌を手厚く育て、メディアというプラットフォームを十分に活用することが必要だ」と述べた。

中国共産党中央宣伝部の●(度の又が尺になった字)震副部長は、「長年にわたり、ニュースメディアはブランドを宣伝し展示する窓口、架け橋、紐帯の役割を発揮し、中国ブランドの発展拡大に力強い世論の後押しを提供し、良好な世論のムードを作りだしてきた。今後は、第1に中国ブランドの物語をしっかりと伝え、第2に匠の精神を大いに称揚し、第3にブランドの文化的価値を発掘することが必要だ」と述べた。このほか、国家工商行政管理総局の王江平副局長、国家質量監督検験検疫総局(質検総局)の党組メンバーも務める中国国家標準化管理委員会の田世宏委員長、全人代財政経済委員会の辜勝阻副代表委員があいさつした。人民日報社の張建星副社長が開幕式の司会を務めた。

会場には、万達集団の王健林会長、中国華融の頼小民会長、格力電器の董明珠会長、京東集団の劉強東会長、奇虎360の周鴻禕会長や、蘭石集団、凱迪生態、江中集団、徐工集団など100社近い有名企業の代表、中国民間経済研究会などの関連機関の専門家などが集まり、中国ブランドの国際的影響力向上について体験や意見を交換し、ヒントを共有し、今後の対応を模索した。(編集KS)

 

「人民網日本語版」2016年11月9日

 

 

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