中国では、1台のスマホにあるいくつかのアプリがあなたの夢を叶えてくれる。バーチャルの世界に、現実とは全く異なるライフスタイルや生活圏を構築することで、個人の需要のほとんど全てを満たすことができるのだ。中国日報網が伝えた。
○自転車:クール!レンタルも返却も自由自在
公共レンタル自転車は極めて使いやすい。ユーザーは、わざわざ指定場所まで出かけてレンタルや返却をする必要はなく、いつでもどこでもレンタルして返すことができる。携帯とアプリ、そして229元(1元は約16円)の保証金さえあれば、最新型の自転車を借りることができる。
スマホでアプリを立ち上げ、最も近くにあるレンタル可能な自転車を探すと、アプリに内蔵されているGPS機能によって、使用可能な自転車が表示される。「予約」をタップするだけで予約が完了し、15分以内に自転車が停められている場所に行き、車両のQRコードをスキャンすれば、鍵が自動的に解除されて利用可能となる。使い終わった自転車は公共スペースならどこでも返却可能だ。
○食事デリバリー:クール!注文すればすぐに配達
飲食のO2O(オンライン・オフライン購買活動の相互連携)によって、外に出ることなく、素早く便利に食事のデリバリーサービスを受けられるようになった。食事デリバリーアプリでお店と食べたいものを選び、食事代とは別に0元から9元の配達料を支払えば、自宅で食事のデリバリーをのんびりと待っていれば良い。
○ネットショッピング:クール!いつでもどこでも購入可能
ネットショッピングの変化も、人々の生活に多大な影響を与えている。ネット上でほとんど全ての生活用品を買うことができ、注文品をスピーディに配達してくれる。ネット上のバーシャル・スーパーで、シャンプーやトイレットペ―パーなどあらゆる種類の日常用品を買うことができ、午前中に注文した商品はその日の午後に配達されるサービスも多い。
○予約サービス:クール!いつでもどこでも操作可能
専用アプリでお掃除サービスを予約すれば、すぐに担当者が訪れ、掃除を済ませてくれる。このほか、オンラインの配車予約サービス、ドライクリーニング予約サービス、おつかい予約サービスなど、さまざまな種類がある。オンラインで生活に必要なことがほぼ全てできるようになり、人々のライフスタイルは一変した。また、オンラインとオフラインの連携は、ますます緊密で、ボーダーレスなものとなった。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年11月18日 |