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北京冬季五輪エンブレムの募集を開始

 

北京冬季五輪委員会新聞宣伝部の趙衛副部長は、五輪エンブレム募集オフィスで11月20日から30日まで、社会各界からのエンブレムデザインの応募を受け付けると述べた。北京冬季五輪委員会は12月から審査に移り、10件の入選作品を選出する。最終選出作品には20万元が賞金として与えられる。

20日朝、清華大学美術学部や中央美術学院といった美術デザイン学科のデザイナーたちが、募集オフィスに応募作品を提出した。清華大学美術学部視覚芸術設計研究所の千哲所長によると、同氏は2008年の北京五輪エンブレムに応募したことがあるが、入選しなかったのだという。今回の応募では、より創意的、先端的な作品を提出したと述べる。北京理工大学設計芸術学部の学生である康丹さんは、自分の作品のデザインコンセプトは雪を象徴させると共に中国文化やオリンピックの伝統を融合させたものだと述べる。

専門的なデザイナー以外に、多くの小学生が冬季五輪の憧れをデザインに込めている。北京景山小学校3年生の丁一真ちゃんが今回提出した作品は2つ。8歳になる彼女は自分の作品を見せながら、「私のデザインは火で包まれた氷。火は選手たちの情熱で、氷は冬季オリンピックのスポーツを表しているの。2つが一緒になることで、冬の日に燃える選手たちの情熱を表現しました」と述べる。

今年7月31日は、北京と張家口が2022年冬季五輪開催地に決まって1周年の記念日だ。北京冬季五輪委員会が正式に五輪エンブレムのデザインを募集したことは、国内外のデザイン組織の注目を集めた。北京冬季五輪委員会の公式微博アカウントで冬季五輪エンブレム募集について取り上げてから11月17日まで、これに関する微博記事の閲覧数は661.9万に上る。その反響は非常に大きい。

エンブレムはオリンピックやパラリンピックにとって最も重要なビジュアル要素だ。2022年の北京冬季オリンピックとパラリンピックのエンブレムは世界に向けて募集している。国籍や性別、職業、年齢などいかなる制限もない。ビジュアルイメージの統一が確保され、2つの大会が「同じ計画で、同じ実施で、同じように素晴らしい」ことが前提となる。この募集は今月30日16時が締め切りである。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年11月22日

 

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