21日に発表された業界データによると、中国の世界テレビ市場におけるシェアが、第3四半期に過去最高を記録し、韓国との差をさらに縮めた。聯合ニュースが21日に伝えた。
米調査会社IHSによると、中国ブランドは第3四半期に世界テレビ市場の31.9%のシェアを占め、前四半期の28.9%を上回った。
韓国メーカーは32.2%で、前四半期の35.4%を下回った。
割安感と政府からの助成により、中国のテレビメーカーは世界市場で販売量を急激に伸ばしている。
サムスンやLGなどの韓国メーカーは業界ナンバーワンの座を守るため、量子ドット技術を採用する超高画質テレビの販売に重点を置いている。
量子ドットテレビは有機ELテレビよりも画質が優れ、製造コストも低い。
調査会社WitsViewの業界データによると、中国家電メーカー・TCLの第3四半期の売上は42.3%増、ハイセンスは29.2%増となった。
第3四半期の世界テレビ市場のトップシェアはサムスン(19.8%)で、LG(12.4%)、TCL(6.5%)が続いた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年11月22日
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